藤城清治美術館
2013年 06月 20日
そうしたら・・・
geko先生が大好きな、「藤城清治さんの美術館が那須にオープンした」と言っているではありませんか!!
偶然に明日はレッスンがお休みだったので・・
即、あのメルヘンの世界に会いに・・・
今日は高速を飛ばして・・・♪ レッツ━━━━━━o(・∀・)○━━ ━━━━ゴー!! o
カーナビに電話番号を登録したら??
「住所が特定出来ません」とカーナビさんがお話になるので・・
このアバウトな性格のgeko先生なので、まあ良いか!とその近辺を登録した!
そうしたら・・・・
行けども行けども怪しい道????
曲がる所は田んぼの中で行き止まり???
どうしよう???
と地図と睨めっこしながら、何とか辿り着きました~~~~。
森の木々に囲まれた、とっても落ち着く素敵な場所に藤城清治美術館があった。
森の中を歩いていると・・猫ちゃんがあちらこちらにいて、道案内をしてくれる。
可愛いね~。
そして素敵な教会があった。

中に入ると・・・
藤城さんが造られた、色鮮やかなステンドグラスが目に飛び込んでくる!



教会から振り返って外を眺めると・・・

茶と外の緑のコントラストが素敵。
美術館に入る前に・・・
geko先生は、もうっとりと藤城さんの世界に~~~((((((o_ _)o ~☆やられました。
そして、美術館の入り口は、こんな感じ、とってもお洒落ですね。

中に入ると、15日にオープンしたばかりなので、蘭のお花が沢山あって、
お花の香りに包まれていた。
藤城さんの作品は影絵で、まさに光と影の芸術!
幻想的な作品や可愛い猫ちゃん、小人、ピアノや楽器と・・藤城さんの世界にドンドン引き込まれていく。

特にピアノが沢山描かれているので、どうしてかしら?と考えていたら、
やはり子供の頃からいつもピアノのある生活をされていたようで、納得。

そして、美術館を回っていくと・・・
「セロ弾きのゴーシュ」があるので、ふと花巻の宮沢賢治美術館に行って、
影絵のビデオを見て、geko先生感動した時の事をの事を思い出した!
この影絵こそが、藤城さんの影絵だったのね!!!と頷くのだった。
あと、geko先生が一番心動かした作品は
被災地の復興を祈り生まれた作品だった。
震災のあの生々しい絶望感漂う被災地をリアルに影絵で表現なさっていた。
でも、その影絵の中には、絶望の中から希望を見出す様に小人や折鶴などが描かれていた。
藤城さんは、福島で防護服を着ても放射能を避けられない中、黙々とデッサンなさっている姿も写真に展示してあった。脱帽・・・・・思わず涙するgeko先生だった。

最後の部屋に行くと・・
6メートルにも及ぶ大作品に、感動!素晴らしい!!!
巨大水槽が少し揺れてるから・・・作品がその水槽に映し出されて、幻想的な感じになる。

テレビで藤城さんがおっしゃっていたけれど、この作品を手がけるのに、一日200枚のカッターを使ったのですって!
とても想像を絶する・・・・・・・。
89歳の年齢で、これだけの素晴らしい作品を造られたなんて・・・
もう、ただただ・・藤城さんのパワーに感動してしまった。
藤城清治さんの影絵はを見ていると、ふと子供の心に戻ってしまう。
なぜか懐かしく、そして、幻想的なメルヘンチックな影絵に酔いしれてしまうだけでなく・・
89年生きてきた、藤城さんの人生その物が、この美術館にぎゅっと詰め込まれているのを痛切に感じた。
だから、見る人たちを感動させる事が出来るのだろうな。
6メートルの大作の反対側には、色鮮やかな「花火」が展示されていた。
その色鮮やかな色彩に、思わず息を呑んでしまう!!
89歳にして、この色彩豊かな色使いに、またまた感動してしまう。

そして、歳を取って、益々お元気でパワーが漲る、藤城さんと・・・
ジャンルは違うけれど、浮世絵の葛飾北斎とが頭の中で、オーバーラップしていた。
北斎八十五歳年齢を増して、益々鮮やかな色彩で描かれた、小布施にある祭り屋台の天井絵をふと思いだしたgeko先生だった。
幾つになっても、どんどんパワーアップしていくなんて凄いですね!
geko先生も頂けるならば・・・爪の垢でも少し頂きたいです(笑)
そして、教室にも絵が欲しい!と思ってお気に入りの絵の値段を見たら・・
39万円!!!だって!!!!
とてもgeko先生には手も足も出ませ~ん。
と、考えジクゾーパズルを買ってきた!
ものの・・・
1000ピースだって???????
geko先生到底無理そう・・・・
誰が造るのかな???
って考えていたら・・
みりたんママが「私造りますよ」だって!
ありがとう!お願いしま~~す。

みなさん、教室にもう少し??????で、
この絵飾りますからね、待っていて下さいね!